渋女生の活躍

【吹奏楽部】群馬県アンサンブルコンテストにて金賞を受賞しました!

 12/15(日)に、富岡市かぶら文化ホールにて、群馬県アンサンブルコンテストが開催され、クラリネット四重奏、サックス三重奏、打楽器五重奏が出場しました。このうち、打楽器五重奏が金賞を受賞しました。残念ながら西関東大会への出場はかないませんでしたが、すべてのチームが練習の成果を発揮して本番を終えることができました。この数か月間、各パートで身につけた技術を部活全体に還元して、お客様にご満足していただけるステージを部員全員で目指していきたいと思います!

 

3学期が始まりました。

 

 1月7日(火)に3学期始業式、表彰伝達を行いました。

 

[弓道部]

高校弓道北毛地区大会 女子団体 優勝、準優勝

           女子個人 優勝、準優勝、4位、5位

渋川市民スポーツ祭総合弓道大会 高校生の部 3位

[美術部]

群馬県高等学校総合文化祭 美術・工芸部門展 優良賞

[放送部]

「しぶかわ市民まなびの日」式典中及び舞台発表の司会を務めたことによる感謝状

 

卒業証書授与式を実施しました。

 3月3日(月)、第77回卒業証書授与式を行いました。

 以下、卒業生代表生徒の『答辞』です。

  春寒の候、ようやく訪れた浅春の息吹に、新たな門出への期待と名残惜しさを感じる今日この佳き日、私たち卒業生一同は、ここ渋川女子高等学校の第77回卒業式を迎えました。本日は、私たちのためにこのような盛大な卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございます。卒業生を代表して、ご臨席賜りました役員の皆様、校長先生をはじめとする諸先生方、保護者の皆様、在校生の皆さんに、心からの感謝を申し上げます。

 創立104年もの歴史を誇るこの渋川女子高等学校は、その伝統の中で変わることなく、私たちに学びの光を与えてくれました。時代が移り変わっても、この校舎にはいつも温かなまなざしがありました。校庭の桜が幾度も花を咲かせ、その下で笑いあった先輩方、そして私たちが、今、ここに立っています。

 つい昨日まで、卒業など遠い未来の話だと思っていた私たちも、この日を迎え、渋女を巣立つことの重みを実感しています。思い返せば、この三年間はかけがえのない宝物でした。新型コロナウイルスによる制限が少しずつ緩和される中、取り戻した日常の尊さを、私たちは教室や部活動、行事を通じて噛み締めました。

 体育大会では、仲間とともに勝利を目指し、声を枯らして応援しました。文化祭では、準備に追われながらも、最後には最高の舞台を作り上げました。修学旅行で訪れた沖縄の空と海の青さに心を奪われ、友と語り合った夕暮れのひとときが今も鮮やかに思い出されます。そして、榛名登山…。雨に打たれ、延期を重ね、それでも諦めなかったフルコースへの挑戦。ヤセオネ峠で膝が震え、足を止めたくなったときも、友の励ましに支えられ、一歩一歩踏みしめながら進んでゆきました。そうして辿り着いた榛名湖の輝きは、今も私たちの心に焼き付いています。

 しかし、この三年間は決して楽しい日々ばかりではありませんでした。定期テストや模試の結果に落ち込み、進路に迷い、将来への不安に押しつぶされそうになった日もありました。それでも、ここまで歩んでこられたのは、先生方のご指導、励まし合える友、そしてどんなときも支えてくれた家族の存在があったからです。

 

 一年生へ。

 入学したばかりの頃、私たちに「西校舎はどこですか」と訪ねてきた皆さんの姿が、つい昨日のことのように思い出されます。そんな皆さんも、来年度には立派な先輩ですね。私たちがつけたみどりぼんを胸に、どうか皆さんらしい優しさと思いやりを持った先輩になってください。

 二年生へ。

 私たちが部活を引退した後、久しぶりに体育館を訪れると、そこには堂々と後輩を引っ張る皆さんの姿がありました。私達の可愛い後輩だったみなさんが頼もしく成長した姿に、少し寂しさを覚えながらも、心から誇らしく思いました。今日から渋女の伝統は皆さんの手に託されます。渋女が掲げる「しなやかさ」の精神を大切に、新しい歴史を紡いでください。

 先生方へ。

 時に厳しく、時に温かく、私たちを導いてくださり、ありがとうございました。昼食の途中でも、嫌な顔一つせず質問に答えてくださったこと、放課後の職員室で何度も進路の相談に乗ってくださったこと、どんなときも私たちのことを一番に考えてくださったこと。その一つ一つが、私たちの確かな力となりました。先生方の教えは必ず、これからの人生の道標となるでしょう。

 家族へ。

 毎朝お弁当ありがとう。冬場は、こっそりお弁当の横にカイロをおいてくれてたね。模試の日のお弁当を伝え忘れて困らせたこと、ごめんなさい。学校帰りに暖かい車で迎えに来てくれて、夜遅くまで部屋を明るくして勉強していると心配してくれて、忘れ物をしては何度も届けてくれて…。素直に言えなかったけど、本当は沢山感謝しています。今更だけど、三年間、支えてくれて、本当にありがとう。

 そして、三年生のみんなへ。

 今日、私たちはこの学び舎を巣立ちます。これから進む道はそれぞれ異なるけれど、渋女で過ごした日々が、その思い出たちが、これから訪れる困難に立ち向かう勇気を与えてくれるはずです。でも、本当は寂しい。もう少しだけ、教室で何気ない話をしていたかった。散らかった部室の片隅で、笑い転げていたかった。チャイムと同時に購買にダッシュしたり、コンビニに寄り道しながら一緒に帰ったり…。そんな時間がもう少しだけ、あと少しだけ続いてほしい。みんなの存在は私にとってとても大きくて、大切で、大好きでー。みんなと過ごした時間はかけがえのない宝ものです。みんな、渋女を選んでくれてありがとう。こんなに素晴らしい仲間たちに出会えたこと、心から感謝しています。

 

 最後になりましたが、渋川女子高等学校のさらなる発展と、皆様のご健康、ご多幸を心よりお祈りし、答辞とさせていただきます。

 

令和七年三月三日  卒業生代表 深代かすみ

【2学年】百人一首大会を実施しました。

 3月7日(金)、第2学年は昨年度に引き続き、クラス対抗での百人一首大会を開催しました。今年度は1週間前の2月28日にクラス内で百人一首大会の練習を行っていたため、札を取るまでの時間も昨年度に比べて短く、スムーズに大会を進めることができました。また、手書きの和歌をまとめたミニノートをポケットに忍ばせたり、語呂合わせで和歌を覚えたりと、各自が精一杯取り組み、寒さを忘れて白熱した戦いが繰り広げられました。5・6限と2時間続きで実施したため、2回戦行うこともできました。

 順位は自陣の残り札が少ない方を勝ちとして決め、優勝は1組、準優勝は2組、3位は5組という結果になりました。2学年としての行事はこれが最後となります。残りの数週間、2年生の締めくくりに向け、充実した日々を過ごしていきたいと思います。

 

3年生に聞く会を実施しました。

 3月21日(金)6限、1・2年生が、卒業した3年生の合格体験を聞きました。文系選択者は第1体育館を、理系選択者は第2体育館を会場に、それぞれ総合型・学校推薦型選抜合格者2名、一般選抜合格者2名から、志望校決定時の気持ちや受験勉強の方法等を聞きました。具体的には、長時間勉強を続けるコツや、苦手科目の克服方法などのアドバイスを多く聞くことができ、今後の学習をすすめる上で大変参考になったと思います。

 

【吹奏楽部】第14回定期演奏会にお越しいただきありがとうございました!

 3月23日(土)に、渋川市民会館にて本校吹奏楽部第14回定期演奏会を開催し、無事に終演することができました。本年度は第2部で、「渋女紅白曲合戦 あつまれ!世代を超えた名曲たち」と題して、年末の風物詩「紅白歌合戦」を吹奏楽バージョンにアレンジしてお届けしました。第3部では、吹奏楽の世界で有名な曲をメドレー形式でお送りしました。お客様から温かな手拍子をいただき、部員一同、一年間の活動の締めくくりを大いに楽しむことができました。開催にご理解、ご尽力くださった皆様に、感謝いたします。以下に、演奏会終盤での部長によるあいさつを掲載します。

 

 本日は、渋川女子高校吹奏楽部第14回定期演奏会にお越しいただき、誠にありがとうございました。

 今年もこうして定期演奏会を開催することができたのも日頃から私たちの活動を支えてくださる大沢先生や小林先生、飯嶋先生をはじめとする先生方、直接の関わりもない私たち後輩のことも世代を超えて支えてくださるOGの先輩方、そして、私たちの演奏会に足を運んでくださり、応援してくださるお客様や家族のおかげだと強く感じています。改めて感謝申し上げます。

 さて、本日の定期演奏会までの過程を振り返ると、そこにはいつも吹奏楽が大好きな多くの仲間の姿がありました。特に本年度は、西関東大会や全国大会など、貴重な本番の機会を経験することができました。それらを経験するなかで、悔しさや喜び、悩みなど、さまざまなことを部員で分かち合い、支え合ってきたからこそ今日奏でられた音楽があったのだと思います。吹奏楽に取り組む高校生が減っていると聞く中で、40人を越える仲間が集まって演奏することができる幸せ、そして私達の日々の努力の成果をこうして皆様の前で披露できる幸せを、私だけでなく、すべての部員が感じることができたと思います。今後も、聞いてくださる方々のこころに届く演奏をするとともに、私達自身の人間性を磨くことができるように精進いたしますので、渋川女子高校吹奏楽部への応援をよろしくお願いいたします。

吹奏楽部部長 矢野 由弥

 

3学期終業式・表彰伝達・壮行会・離退任式を実施しました。

 3月24日(月)、3学期終業式・表彰伝達・離退任式を行いました。

 表彰伝達では、以下の表彰が行われました。今回表彰されたものは以下の通りです。

[コーラス部]県声楽アンサンブルコンテスト 銀賞

[イラスト部]中央情報大学校主催第5回「CIDデザイン・イラストコンテスト2024」

デザイン部門 実行委員賞

[書道部]全日本高等学校書道コンクール

 半紙の部   準大賞、優秀賞、優良賞

 画仙紙の部 全日本高等学校書道教育研究会賞、優秀賞、優良賞

[弓道部]東日本高等学校弓道大会県予選 女子団体6位

     茂左衛門地蔵尊奉納弓道大会 高校生の部 個人 優勝

[教科・課外活動]群馬県高等学校作文コンクール 課題作文の部 佳作

青少年読書感想文群馬県コンクール 自由読書の部 佳作

また、吹奏楽部の打楽器メンバー5人が日本ジュニア管打楽器コンクール全国大会に出場することが決まり、壮行会が行われました。

 

【吹奏楽部】日本ジュニア管打楽器コンクール全国大会で第三位を受賞しました!

 3/28(金)に東京都文京区にある尚美バリオホールにて開催された日本ジュニア管打楽器コンクール打楽器アンサンブル部門の本選考会に、予選審査を勝ち抜いた吹奏楽部の打楽器五重奏が出場しました。演奏したのは、安倍圭子先生によって作曲された「マリンバコンチェルト THE WAVE ソロマリンバと4人の打楽器奏者のための」という曲です。「WAVE」とは日本語で「波」を指すわけですが、まさにその波のように、穏やかなときもあれば、激しく打ち寄せるときもあるといったような、波の様々な姿が表現された一曲と解釈して、その緩急や迫力がお客様に伝わるように練習に励んできました。結果として、全国三位にあたる銅賞という素晴らしい結果をいただくことができ大きな感動のうちに1日を終えました!打楽器五重奏は、4/3(木)には、ジュニア打楽器アンサンブルコンクール全国大会にも出場することが決まっており、引き続き練習に励みます。応援ありがとうございました!