渋女生の活躍
【2学年】百人一首大会を実施しました。
3月7日(金)、第2学年は昨年度に引き続き、クラス対抗での百人一首大会を開催しました。今年度は1週間前の2月28日にクラス内で百人一首大会の練習を行っていたため、札を取るまでの時間も昨年度に比べて短く、スムーズに大会を進めることができました。また、手書きの和歌をまとめたミニノートをポケットに忍ばせたり、語呂合わせで和歌を覚えたりと、各自が精一杯取り組み、寒さを忘れて白熱した戦いが繰り広げられました。5・6限と2時間続きで実施したため、2回戦行うこともできました。
順位は自陣の残り札が少ない方を勝ちとして決め、優勝は1組、準優勝は2組、3位は5組という結果になりました。2学年としての行事はこれが最後となります。残りの数週間、2年生の締めくくりに向け、充実した日々を過ごしていきたいと思います。
【コーラス部】渋川公民館まつりに出演しました♪
3月2日(日)、渋川公民館まつりに出演しました。滝廉太郎の「花」をはじめ、親しみやすい曲を演奏し、たくさんの方に聴いていただきました。3/23に同会場で開催される「しぶかわ高校合同説明会」にも出演予定です。ぜひお越し下さい。
卒業証書授与式を実施しました。
3月3日(月)、第77回卒業証書授与式を行いました。
以下、卒業生代表生徒の『答辞』です。
春寒の候、ようやく訪れた浅春の息吹に、新たな門出への期待と名残惜しさを感じる今日この佳き日、私たち卒業生一同は、ここ渋川女子高等学校の第77回卒業式を迎えました。本日は、私たちのためにこのような盛大な卒業式を挙行していただき、誠にありがとうございます。卒業生を代表して、ご臨席賜りました役員の皆様、校長先生をはじめとする諸先生方、保護者の皆様、在校生の皆さんに、心からの感謝を申し上げます。
創立104年もの歴史を誇るこの渋川女子高等学校は、その伝統の中で変わることなく、私たちに学びの光を与えてくれました。時代が移り変わっても、この校舎にはいつも温かなまなざしがありました。校庭の桜が幾度も花を咲かせ、その下で笑いあった先輩方、そして私たちが、今、ここに立っています。
つい昨日まで、卒業など遠い未来の話だと思っていた私たちも、この日を迎え、渋女を巣立つことの重みを実感しています。思い返せば、この三年間はかけがえのない宝物でした。新型コロナウイルスによる制限が少しずつ緩和される中、取り戻した日常の尊さを、私たちは教室や部活動、行事を通じて噛み締めました。
体育大会では、仲間とともに勝利を目指し、声を枯らして応援しました。文化祭では、準備に追われながらも、最後には最高の舞台を作り上げました。修学旅行で訪れた沖縄の空と海の青さに心を奪われ、友と語り合った夕暮れのひとときが今も鮮やかに思い出されます。そして、榛名登山…。雨に打たれ、延期を重ね、それでも諦めなかったフルコースへの挑戦。ヤセオネ峠で膝が震え、足を止めたくなったときも、友の励ましに支えられ、一歩一歩踏みしめながら進んでゆきました。そうして辿り着いた榛名湖の輝きは、今も私たちの心に焼き付いています。
しかし、この三年間は決して楽しい日々ばかりではありませんでした。定期テストや模試の結果に落ち込み、進路に迷い、将来への不安に押しつぶされそうになった日もありました。それでも、ここまで歩んでこられたのは、先生方のご指導、励まし合える友、そしてどんなときも支えてくれた家族の存在があったからです。
一年生へ。
入学したばかりの頃、私たちに「西校舎はどこですか」と訪ねてきた皆さんの姿が、つい昨日のことのように思い出されます。そんな皆さんも、来年度には立派な先輩ですね。私たちがつけたみどりぼんを胸に、どうか皆さんらしい優しさと思いやりを持った先輩になってください。
二年生へ。
私たちが部活を引退した後、久しぶりに体育館を訪れると、そこには堂々と後輩を引っ張る皆さんの姿がありました。私達の可愛い後輩だったみなさんが頼もしく成長した姿に、少し寂しさを覚えながらも、心から誇らしく思いました。今日から渋女の伝統は皆さんの手に託されます。渋女が掲げる「しなやかさ」の精神を大切に、新しい歴史を紡いでください。
先生方へ。
時に厳しく、時に温かく、私たちを導いてくださり、ありがとうございました。昼食の途中でも、嫌な顔一つせず質問に答えてくださったこと、放課後の職員室で何度も進路の相談に乗ってくださったこと、どんなときも私たちのことを一番に考えてくださったこと。その一つ一つが、私たちの確かな力となりました。先生方の教えは必ず、これからの人生の道標となるでしょう。
家族へ。
毎朝お弁当ありがとう。冬場は、こっそりお弁当の横にカイロをおいてくれてたね。模試の日のお弁当を伝え忘れて困らせたこと、ごめんなさい。学校帰りに暖かい車で迎えに来てくれて、夜遅くまで部屋を明るくして勉強していると心配してくれて、忘れ物をしては何度も届けてくれて…。素直に言えなかったけど、本当は沢山感謝しています。今更だけど、三年間、支えてくれて、本当にありがとう。
そして、三年生のみんなへ。
今日、私たちはこの学び舎を巣立ちます。これから進む道はそれぞれ異なるけれど、渋女で過ごした日々が、その思い出たちが、これから訪れる困難に立ち向かう勇気を与えてくれるはずです。でも、本当は寂しい。もう少しだけ、教室で何気ない話をしていたかった。散らかった部室の片隅で、笑い転げていたかった。チャイムと同時に購買にダッシュしたり、コンビニに寄り道しながら一緒に帰ったり…。そんな時間がもう少しだけ、あと少しだけ続いてほしい。みんなの存在は私にとってとても大きくて、大切で、大好きでー。みんなと過ごした時間はかけがえのない宝ものです。みんな、渋女を選んでくれてありがとう。こんなに素晴らしい仲間たちに出会えたこと、心から感謝しています。
最後になりましたが、渋川女子高等学校のさらなる発展と、皆様のご健康、ご多幸を心よりお祈りし、答辞とさせていただきます。
令和七年三月三日 卒業生代表 深代かすみ
【食物部】しぶかわパンケーキ甲子園準優勝の賞状と賞金をいただきました!
昨年12月に開催された「しぶかわパンケーキ甲子園」準優勝の賞状と賞金をいただきました。いただいた賞金は、食物部の活動を活性化させ、生徒のみんなに還元できるような使い道にしたいと考えています。ご期待ください。
3学期が始まりました。
1月7日(火)に3学期始業式、表彰伝達を行いました。
[弓道部]
高校弓道北毛地区大会 女子団体 優勝、準優勝
女子個人 優勝、準優勝、4位、5位
渋川市民スポーツ祭総合弓道大会 高校生の部 3位
[美術部]
群馬県高等学校総合文化祭 美術・工芸部門展 優良賞
[放送部]
「しぶかわ市民まなびの日」式典中及び舞台発表の司会を務めたことによる感謝状