吹奏楽部 第10回定期演奏会開催の御礼
3月27日(土)に、渋川市民会館にて本校吹奏楽部第10回定期演奏会を開催し、無事に終演することができました。本年度は、感染症拡大を防止する観点から、当初は昨年4月に実施する予定だったものを約1年間延期しての実施となりました。部員たちは、練習の成果を多くのお客様にお届けすることができ、感無量の面持ちでした。開催にご理解、ご尽力くださった皆様に、感謝いたします。演奏会終盤での部長からのあいさつを掲載します。
先日は、吹奏楽部定期演奏会にお越しいただき誠にありがとうございました。このステージを開催するにあたり、ご指導してくださった先生方、ホールや地域の方々、OGの方々、保護者の皆様、そして、本日ご来場くださった皆様に、この場をお借りしまして感謝申し上げます。多くの方々のご理解、ご協力により、本年度も定期演奏会を開催できたことを部員一同、大変嬉しく思っています。いつも私たちをご支援して下さり、本当にありがとうございます。
本年度は新型コロナウィルスの影響を受けて、お客様に演奏をお届けする機会はそう多くはありませんでした。例年通りなら行われていたはずの本番の舞台に乗ることができず、次々と発表の機会が失われていく中で、目標を見失いそうになることもありました。しかし、たとえ本番がなくなったとしても、部室にはいつもと変わらずともに練習に励み、笑いあえる仲間の姿がありました。先が見えず、不安定な状況の中でも共に支え合える仲間がいたからこそ、私たちは今日このステージに立つことができています。新型コロナウィルスの流行を恨み、悲しんだことは何度もありました。しかし、このような状況だからこそ、気付かされたこともたくさんあります。当たり前に活動ができることがどれだけ恵まれていたことだったか、苦しいことも楽しいことも一緒に乗り越え、音楽を創り上げる仲間がいることの大切さ、音楽をお客様にお届けできる喜び。こうしたことを改めて強く実感することができました。苦しい思いも多い一年間でしたが、それも私たちにとって意味のある時間であり、私たちを成長させてくれたと今感じます。
先行きが不透明な状態が続いていますが、今日のように私たちの音楽を皆様にお届けできる機会に向けて、これからも練習に励みたいと思います。今後とも渋女吹奏楽部の応援をどうぞよろしくお願いいたします。