渋女生の活躍

【1学年】総合的な探究の時間のポスター発表を実施しました。

 2月21日(火)に渋川市役所総合政策部政策創造課の職員を講師としてお招きして、1学年の「総合的な探究の時間」の「ポスター発表会」を実施しました。その日は、1年間の研究の成果をまとめた内容を一枚のポスターにまとめ、プレゼン形式で発表を行いました。

 本校では、1学年の「総合的な探究の時間」で、市町村などの地域社会が抱える課題に目を向け、文学・歴史文化・心理・観光・情報・国際・福祉・医療・教育・食・環境などの分野ごとにグループでテーマを設定し、課題の解決に向けた具体的な考察・提案を行っています。この取り組みを通して、自己の主張や提案を他者に伝えるための表現力を磨いたり、活発な質疑応答や意見交換を通じて、思考力を鍛える良い機会となりました。

 本校では、上記の探究的な活動を含め、現代の社会情勢に対応する力や、卒業後にも繋がる学びを得ることを目指しています。

 ポスター発表の写真を保護者アルバムにて掲載しております。「保護者の皆様へ」のページからご覧ください。(ログインが必要です。)

卒業証書授与式を実施しました。

 3月1日(水)、第75回卒業証書授与式を実施しました。以下、卒業生代表生徒の『答辞』です。

 教室の窓際に差し込む光が、どこかやわらかさを増し、長い冬の間、息をひそめていた木々の蕾もほころび始め、春の息吹を感じられるようになりました。

 本日は私達のために、このような盛大な卒業式を挙行していただき、ありがとうございます。先程は、校長先生を始め、来賓の方々、在校生代表からの温かい激励の言葉を頂き、改めて今日が三年間慣れ親しんだ学び舎からの旅立ちの日であることを実感しています。

 振り返りますと、未曾有の新型コロナウイルスが猛威を振るい始め、日本中がその恐怖におびえていた三年前の四月八日、私達は渋女の門をくぐりました。荷物を持ったまま、いきなり通された体育館でのリハーサル。無言で歩いた体育館と教室の往復。異様な雰囲気での入学式は、これから始まる高校生活への不安を一層大きくさせました。クラスメイトの顔と名前も覚える間もなく、すぐに始まった二ヵ月間の休校。何のスタートも切れぬまま送られてくる大量の課題をただ黙々とこなすだけの日々は、思い描いていた色鮮やかな高校生活とはあまりにもかけ離れていました。六月からの分散登校を経て、ようやく通常授業が始まったのは、季節も巡り、夏服となった六月下旬でした。奇数組と偶数組でどこかぎこちなさが残る初日の緊張感は今でも鮮明に覚えています。

 初めての行事らしい行事は、九月の体育大会でした。お揃いのクラスTシャツを着て、お揃いの髪型にしただけで心が躍り、ようやく高校生になれた気がしました。十二月、中止となった大学見学の代わりにクラス毎の県内日帰り旅行がありました。群馬県の魅力を再発見しながら、クラスメイトとの親睦を深めることができました。日常生活では、学校の自販機で飲み物を買ったり、登下校の渋女通りでおしゃべりをしたり、そんな些細な日常が嬉しくて、一年生は失われた二カ月を取り戻すのかのように駆け抜けた濃厚な日々でした。

 文理選択をして少しずつ将来の方向が見え始めた二年生。芽吹く木々の緑や、咲き誇る色とりどりの花、渋女で過ごす初めての春は、毎日が新鮮で、ゆったりと穏やかに過ぎ、このまま日常が戻ってくるかのように思えました。しかし、再びコロナが蔓延し、私達にとって最初で最後の清苑祭は在校生だけの開催となり、九月には再び分散登校となって中学生に向けての学校説明会が中止になりました。十月、一年延期となった渋女創立百周年式典が行われました。生徒代表として宣誓の言葉を述べた緊張感は今でも忘れられません。十一月、一番の思い出となった東北・函館方面への修学旅行。フェリーで行った松島、震災当時六才だった私達も経験し、記憶に残る東日本大震災の被災現場での防災学習、青葉城址から見た仙台の夜景、青函トンネル、函館の夜景、数々の光景を私達ひとり一人が、目に焼き付け、心に刻みました。

 受験まで0年となった三年生。何をするにも「最終学年」「最後の…」という言葉がつけられ、急に身も心も引き締まる思いがしました。四月、最後の榛名登山は雨天のため、第一関門までの折り返しとなりました。それでも、実施できることに感謝して一歩一歩踏みしめて歩きました。行動制限のない、高校生活初めての夏休み。ようやく念願だった大学のオープンキャンパスに行くことができました。九月、どこまでも続く青空の下、最後の体育大会が行われました。三年間の様々な思いをぶつけるかのごとく、競技や応援に全力を注ぎました。先生方と戦った卓球は本当に楽しかったです。

 長いようで短かった三年間。コロナ禍で部活や行事が大きな制約を受け、何を目指してどこへ向かえばいいのか、自分を見失うこともありましたが、たくさんの人と出会い、様々な事を学ぶことができました。今日という日を無事に迎えられたのは、陰に日向に支えてくださった方々のおかげです。

 先生方へ。いつも優しく私達を見守り、そして指導してくださいました。昼休みや放課後の時間を割いて、わからないところを私達が納得するまで丁寧に教えてくださったり、将来についての相談に親身になって乗ってくださり、ありがとうございました。先生方のおかげで一歩を踏み出すことができました。

 後輩の皆さんへ。何をするにもリモートで、学年の垣根を越えての交流ができなかったのが、心残りです。明るくて楽しい渋女をこれからも守り、そしてより良い渋女を築いていってください。応援しています。

 家族へ。自分のことを一番理解してくれているのに、なかなか素直になれず、色々と心配をかけたこともありました。どんなに忙しい日でも、毎朝欠かさずお弁当を作ってくれてありがとう。夜遅くに駅や塾の迎えに来てくれてありがとう。八つ当たりしても怒らないで励ましてくれてありがとう。十八年間、一番近くで支えてきてくれて、いつも味方でいてくれてありがとう。

 三年生のみんなへ。楽しい時、つらい時、どんな時でも、いつもそばにはみんながいました。冗談を言ってお腹を抱えて笑い合ったり、模試終わりにファミレスで答え合わせをして一喜一憂したり、自習室で夜まで勉強したり、みんなと過ごした日々は私に彩りを与えてくれました。マスク越しの三年間だったけど、とても楽しかったです。出会えて良かった。本当にありがとう。

 そして、一緒に卒業することが叶わなかった〇〇〇〇さん。病気と闘いながらも、学びへの強い思いを持って通う姿に、私達はたくさんの勇気をもらい、もっと頑張らなければと何度も自分を鼓舞しました。あなたと過ごした時間は私達にとってかけがえのない宝物です。あなたの果たせなかった夢の分も、私達は、地に足をつけてしっかりと生きていきます。渋女を選んでくれてありがとう。

 今日私達は、渋女を巣立ち、それぞれの道を歩み始めます。今までは、解くべき問題を与えられて正解にたどり着くための、その道筋を教えられてきましたが、これからは、目まぐるしく変化する社会で、自分自身で問題を見つけ、解決していかなくてはなりません。その中で、時に立ち止まってしまうことをあるかもしれません。けれど、どんな困難が待ち受けようとも、渋女で培った諦めない心と柔らかな心を持って、しなやかに生き抜いていきたいと思います。

 最後になりますが、今日まで私達を支えてくださったすべての方々に感謝を申し上げ、渋川女子高校の更なる発展と活躍を祈念し、答辞といたします。

 令和五年三月一日 卒業生代表 倉沢優月

 

 卒業証書授与式の写真を保護者アルバムにて掲載しております。「保護者の皆様へ」のページからご覧ください。(ログインが必要です。)

【コーラス部】関東ヴォーカルアンサンブルコンテスト出場しました!

 3月11日(土)和光市民文化センター サンアゼリアで開催された関東ヴォーカルアンサンブルコンテストに出場し、銅賞をいただきました。

 結果は悔しいものとなりましたが、アンコンで関東大会の舞台に立てたこと、レベルの高い演奏を聴けたことは大きな糧になりました。反省を生かして、5月の定期演奏会や夏のコンクールに向けて声を磨いていきたいです。今後とも応援のほどよろしくお願いいたします。

3年生に聞く会を実施しました。

 3月17日(金)6限、1・2年生が、卒業した3年生の合格体験を聞きました。文系選択者は第1体育館を、理系選択者は第2体育館を会場に、それぞれ総合型・学校推薦型合格者2名、一般選抜合格者2名から、志望校決定時の気持ちや受験勉強の方法等を聞きました。具体的には、長時間勉強を続けるコツや、苦手科目の克服方法などのアドバイスを多く聞くことができ、今後の学習をすすめる上で大変参考になったと思います。

修了式・表彰伝達を実施しました。

 

[校長訓話]

[表彰伝達]

 3月23日(木)、修了式・表彰伝達を実施しました。表彰伝達では、以下の表彰が行われました。

 

[バスケットボール部] 県高校バスケ新人大会兼関東高校バスケ新人大会
            県予選会 第8位

[弓道部] 県高校弓道学年別錬成会 女子個人 2年の部 第5位
      茂左衛門地蔵尊奉納弓道大会 高校生の部 個人 第8位、第9位

[コーラス部] 県声楽アンサンブルコンテスト 金賞
        関東ヴォーカルアンサンブルコンテスト 銅賞

[ギター・マンドリン部] 県高校ギター・マンドリンコンクール 優良賞

[吹奏楽部] 群馬学校吹奏楽新人戦 優良賞

[美術部] 渋川市創作こけし絵付けコンクール 渋川市教育委員会教育長賞
                       渋川こけし人形会長賞
                       奨励賞

[国語科] 青少年読書感想文群馬県コンクール 課題読書の部 優秀賞
      全国高校生読書体験記コンクール 入選
      県高校作文コンクール 課題作文の部 奨励賞
                 自由作文の部 奨励賞

[英語科] 実用英語技能検定 準一級

令和5年度入学式を実施しました。

誓いのことば

 

 4月10日(月)、令和5年度入学式を実施しました。以下は、新入生代表生徒の『誓いのことば』です。

 

 暖かな日差しと心地良い風に、より一層春を感じられる今日、私達は渋川女子高校への入学を迎えることができました。本日は、私達新入生のためにこのような素晴らしい式を行っていただき、ありがとうございます。また、ご来賓の皆様をはじめ、ご臨席いただいた皆様に心より感謝申し上げます。

 私達は今日、真新しい制服に身を包み、大きな希望を胸に、高校生活の第一歩を踏み出しました。少し不安な気持ちもありますが、それ以上の期待に胸を膨らませています。

 中学校での三年間は、感染症による様々な制限を受けた生活を送っていました。しかし、それも緩和されつつあります。以前よりも自由になったこの環境下で、将来へ向けて更なる努力をしていきたいと思います。諦めない心を持ち、何事にも自分から進んで挑戦し、時には仲間と助け合いながら、輝く未来を掴むための糧となるような経験を積んでいきたいです。

 私達にはまだまだ至らぬ点が多く、先生方や先輩方には、ご迷惑をおかけすることがあるかもしれません。その時には、どうかご指導のほどよろしくお願いします。

 私達新入生一同、先生方や先輩方が築き上げてきた、渋川女子高校の伝統を受け継ぎ、さらに発展できるよう、実りある豊かな高校生活を送りたいと思います。そして、その中で、一人一人が輝ける道に進めるよう、自分を信じ、自らを高めていく努力をし続けることをここに誓います。

 

令和五年度 四月十日 新入生代表 飯田美貴

 

 入学式の写真を保護者アルバムにて掲載しております。「保護者の皆様へ」のページからご覧ください。(ログインが必要です。)

 

対面式・生徒会入会式・部活動紹介を実施しました。

 

対面式

生徒会入会式

部活動紹介

 4月12日(水)に、対面式・生徒会入会式・部活動紹介を実施しました。

 コロナ禍以来、久しぶりに全校生徒が体育館に集まっての実施となりました。渋女の伝統である対面式では、2・3年生が新入生に直接、渋女生の証であるみどりぼんや昨年度生徒の意見を受けて導入されたネクタイを付けました。

 その後行われた部活動紹介では、各部が工夫を凝らした発表をしました。

 学年の垣根を越えて交流することができ、とても有意義な時間となりました。

[生徒会役員 生徒]

 部活動紹介の写真を保護者アルバムにて掲載しております。「保護者の皆様へ」のページからご覧ください。(ログインが必要です。)

【1学年】こころの教育事業を実施しました。

 新入生が入学して3日目、4/12(水)にこころの教育事業が行われました。スクールカウンセラーの長谷川先生を講師に、およそ1時間の講座となりました。入学して間もなく、まだクラスメイトとの交流も少ない1年生に、まずリラックスするメソッドの紹介がありました。

 その後、グループエンカウンターを行い、少しずつ生徒の交流が広がっていきました。バースデーチェーンや、共通点探し、伝言ゲームなど、学年の10名の先生も一緒になって、和やかに活動することができました(伝言ゲーム、正解のヘリコプターを出せたのは、1班だけでした)。この講座をきっかけに、生徒同士の交流の輪が広く、深くなっていくことを期待しています。

 

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高校総体壮行会・開校記念式を実施しました。

高校総体壮行会

開校記念式 校長式辞

 4月28日(金)に高校総体の壮行会が行われました。出場選手はユニフォームを身にまとい堂々と入場し、抱負を語りました。選手宣誓は卓球部とバドミントン部が行い、渋女スマイルを武器に全力で戦うことを誓いました。全校生徒による校歌合唱と、コーラス部・バトン部によるエールも行われ、高校総体での各部の活躍が期待されます。

 壮行会後には開校記念式も行われ、校長先生から渋女の歴史と歴代校長の訓話、今の渋女生に向けた期待の話がありました。

【ギター・マンドリン部】第13回定期演奏会を実施しました。

 5月7日(日)に、渋川市民会館にて開催しました。

 今年度の定期演奏会は、久しぶりに一般客を入れての開催となりました。1年生~3年生の総勢30名の部員が一丸となり、日頃の練習の成果を披露することができました。

 開催にご理解、ご協力くださったすべての皆様に、感謝申し上げます。