渋女生の活躍
【生徒会本部役員選挙】立会演説会を行いました
[第1体育館で立会演説を聴く1、2年生]
[第2体育館でリモート中継の演説を聴く3年生]
7月30日(木)、生徒会本部役員選挙のための立会演説会を行いました。今年の演説会は当初、コロナ対策のため顔を見ることのできない放送での実施と予定されていました。そのため、例年になく早朝から呼びかけを行う立候補者、責任者の人たちの姿が見られました。
しかし立会演説会当日は、1,2年生は第1体育館で、3年生は第2体育館でリモート中継での参加という密を避ける形で実施することができました。急な変更にもかかわらず、大勢の生徒の前で堂々と熱意をもって演説をする立候補者、演説者の姿に渋女を良くしていきたいという強い思いを感じました。選ばれた7名の生徒会役員の方にはこのコロナ禍の中でも渋女が一丸となって良い方向へ進めるように引っ張っていってもらいたいです。
[選挙管理委員会 委員長 2年 生徒]
【自然科学部】 水質調査を行いました
私たち自然科学部は、7月24日(金)に榛名湖で水質調査を行いました。主に透明度、水温、pH、電気伝導度、溶存酸素量など各ボートに分かれて測定しました。昨年度に比べ天候も良く、部員も増え、事前準備を入念に行ったため、スムーズに調査することが出来ました。今年度は新型コロナウイルスの影響で毎年11月に行われる理科研究発表会は中止となってしまいましたが、意味のある調査結果でるよう部員一同協力して研究に取り組んでいこうと思います。
[自然科学部 2年 生徒]
【バトン部】引退公演をしました
7月6日(月)、バトン部引退公演をしました!!
新型コロナウイルスの影響で今年は文化祭が中止になってしまいましたが、皆さんの協力を得て、2年間の集大成としての最後のステージを迎えることができました。お世話になった先生方や後輩たちに感謝の気持ちを込めて精一杯踊りました。
今年の12月にはクリスマス会が、来年度には文化祭が行われる予定です。これからも渋女バトン部の応援をよろしくお願いします。
[バトン部 3年 生徒]
【生徒会】 生徒総会を行いました
7月2日(木)、新型コロナウイルスの影響で、初めて放送で行った生徒総会は、放送室内でも3密に気をつけるなど、工夫ができました。承認は各教室で放送を聞いている生徒の皆さんに拍手をしてもらい、放送室まで聞こえたら承認されたとする方法をとりましたが、各教室からたくさん聞こえてきてびっくりしました。普段とは違う形の中で、より良い生徒総会になるよう、みんなで協力できたと思います。
生活スタイルが新しくなり、なれないことも多い日々ですが、今回の生徒総会のように様々なことに臨機応変に対応しながら生活していきたいと思いました。
[生徒会役員 2年 生徒]
部活動紹介を行っています
[部紹介の動画(放送部)]
6月8日(月)から部活動紹介を行っています。本来ならば、各部活動が体育館ステージ上で活動内容などを紹介しますが、今年は部紹介の動画を見てもらいました。動画を見終えた後は、顧問の先生や先輩に話を聞きに行く真剣な様子も伺えました。
本校の昨年度の部活動実績はこちらからご覧頂けます。
分散登校が始まりました
[登校したら体育館へ、手の消毒も忘れずに]
[学年別に検温します]
[教室でも間隔を空けて着席します]
6月3日(水)から分散登校が始まりました。生徒は出席番号の奇数番、偶数番と分かれ、交互に登校しています。登校したら教室に行く前に、体育館で検温が行われます。休み時間も長めにとり、手洗い・うがい・消毒をしてもらい、学校全体で感染症対策に努めています。
今までとは異なる学校生活ですが、授業や友人との関わりなど、以前は当たり前と感じていたことへ感謝し、大切に1日を過ごしているようです。
学校が再開しました
[教室の机や椅子も消毒しています]
[間隔を空けて全体集会も行いました]
コロナウィルス感染症対策のため長く休校だった本校も、6月1日(月)から学校が再開しました。1日(月)は1年生が、2日(火)は午前中に3年生、午後からは2年生が登校しました。1年生は入学式も合わせると3回目の登校だったので、まだ緊張した様子でしたが、2・3年生はフィジカルディスタンスを守りつつ友人との再会を喜んでいました。久しぶりの生徒の笑い声に中庭のクジャクも元気に反応していました。
久しぶりの登校日でした
[登校する生徒へ消毒液をかける生徒会の生徒]
3月6日(金)、在校生が登校しました。新型コロナウィルス感染症対策により臨時休校が実施されていたため、久しぶりに友人に会えた生徒たちは大変嬉しそうでした。
登校する生徒は、全員マスクを着用し、さらに生徒会が生徒一人一人の手に消毒液をかけるなど対応してくれました。
[ハート型の紙にメッセージを記入する生徒]
また先日、本校で始まったハッピーチェーンですが、今日は4月から入学する新1年生に向けて、歓迎の言葉や学校生活についてのアドバイスなどを登校した生徒たちに書いてもらったようです。どのようなメッセージが掲示されるか、今から楽しみですね。
ハッピーチェーンに関する記事は、「生徒会より」のページにて掲載中です。是非ご覧下さい。
卒業式を行いました
「保護者の皆様へ」のページにて、卒業式の写真を公開しております。是非、ご覧下さい。(ログインが必要です。)
〇こちらをご覧下さい。
卒業式を行いました 【答辞】
[卒業生代表による答辞]
寒さの厳しい冬を越え、中庭の木々の芽もふくらみ始める季節となりました。そして間もなく、その木々が様々な花を咲かせていくでしょう。その木々と同じように、私達卒業生一同もそれぞれの色でそれぞれの道へと旅立とうとしています。校長先生をはじめ諸先生方、来賓の皆様方、本日は私達のためにこのように盛大な卒業式を挙行して下さり、ありがとうございます。
振り返ってみると三年前、真新しい制服に袖を通して臨んだ入学式の日から今日までの日々が走馬灯のように思い出されます。 すぐに始まった高校での勉強。手渡された大量の厚い参考書や毎週あるミニテストにたじろぎながら、奮闘の毎日が始まりました。さらに部活動もはじまり、改めて気持ちを入れ直したときに私達を待っていたのは32kmの榛名登山でした。
走って先陣を切る運動部。我がバスケットボール部も伝統の風呂敷を担ぎ走りました。このときは先輩に追いつくのが大変で、特に登りは先輩に遅れまいと必死だった私達。それでも、下りは辛いのを紛らわすために、たわいのない話で盛り上がったり、歌を歌ったりして楽しく下ったのを覚えています。仲間達と手を繋いで「せーの」で校門に入ったときの感動は忘れられません。辛かった分、得たものは何ものにもかえがたいものになりました。学年が上がり後輩ができ後輩を励ますことができるようになると、成長を実感することもできました。
二年生では、私達にとって最初で最後の清苑祭がありました。クラスで構想を練り、役割分担を決め、だんだんと出来上がる教室展示に胸がおどりました。当日は多くの来場者が来て下さり、大忙しでした。有志ステージで活躍した生徒も、出店で接客をしていた生徒も、渋女生みんなが輝いて見えた日でした。
青く綺麗な海。群馬とは全く異なる文化や街並みに魅了された沖縄修学旅行。首里城などの観光地をめぐり沖縄の文化に触れながら、非日常的な体験をさせていただきました。また、ガマやひめゆり資料館などの見学を通して、戦争の悲痛さを改めて実感し、「二度と繰り返してはいけない」という思いを皆で抱きました。ホテルでは友達と夜遅くまで話が続いたり、たくさん写真を撮ったりとそれぞれの楽しい思い出を作りました。
三年生の時の体育大会では、クラスがそれぞれの色のTシャツで身を包み、勝利のために一丸となって競技に臨みました。お互いに励まし合って全力で挑む姿はとても輝いて見えました。最後には勝敗に関わらず、みんなが笑顔だったのを覚えています。
部活動では、県高校総体で優勝し、関東大会出場を果たした弓道部、県の理事長賞を獲得したコーラス部をはじめとして、運動部も文化部もそれぞれが力を発揮しました。時には、思うような結果が出なかったり、努力しても越えられない壁にぶつかったりと何度もくじけそうな出来事がありました。しかし、その度に同じ思いを持っている仲間が横にいると気づき励まされ、その度に強くなりました。練習が辛くても一緒に笑い合える仲間達のおかげでみんな乗り越えることができました。
こうして振り返ると、勉強や部活動、特に受験などの辛い思い出もありますが、それ以上に鮮明に覚えているのはどれも楽しかった仲間との思い出ばかりです。
さて、後輩の皆さん。皆さんには大変お世話になりました。皆さんの存在が私達の励みでした。廊下ですれ違うときに「先輩!」と声をかけてくれて、頼りにしてくれてとても嬉しかったです。私たちの渋川女子高校は今年で創立百周年を迎えます。後輩のみなさんにはこの伝統校をさらに輝かせてほしいと願っています。生徒会が中心になって、中止になった榛名登山を再開させたように、積極的に学校を盛り上げて下さい。私達はいつまでもみなさんを応援しています。残りの学校生活、悔いのないように楽しんで過ごして下さい。
また、楽しいときは一緒に笑い、困った時には親身になって助けて下さった先生方。私達が充実した高校生活を送ることができたのは先生方のおかげです。私達の進路実現のために毎日尽力して下さった姿を見て、私達もその期待に応えるためにさらに頑張ろうという気持ちになりました。先生方の教えを胸に、大きく成長していきたいと思います。本当にありがとうございました。
ここまで私達を大切に育ててくれた両親。どんな時も一番側で支えてくれました。今まで私達のためにしてくれたことへの感謝は一言では言い表せません。これからは私達が恩返しをする番です。どうかこれからも見守っていて下さい。
そして三年間一緒に過ごしてきた三年生のみなさん。私達がこれから担う社会は国内のみならず、地球規模の問題をも抱えています。それぞれの分野でそれぞれできることに精一杯、取り組んでいきましょう。時には、目の前が真っ暗になってしまうことがあるかもしれません。困難や挫折を味わうこともあるでしょう。しかし、私はそれらから立ち直る方法は、今までの人生の中にヒントが隠れていると思っています。それは楽しい思い出の中かもしれないし、辛い思い出の中にあるかもしれません。今日から別々の道を歩くことになっても、思い出はずっと残っています。今まで得てきた力や絆を信じてそれぞれの道へ進んでいきましょう。
最後になりますが、この三年間で関わった全ての方々に感謝を申し上げ、渋川女子高校の益々の発展と後輩の皆さんの更なる活躍を願い、答辞といたします。
令和二年三月二日 卒業生代表 生徒より