渋女生の活躍

吹奏楽部定期演奏会が行われました。

 

 3月24日(日)に、渋川市民会館にて本校吹奏楽部第13回定期演奏会を開催し、無事に終演することができました。本年度は第2部で、「NEWS渋女スペシャル特番 ~アツく奏でろ2023」と題して、この1年間のニュースを振り返りながらそれに関連する楽曲を演奏し、第3部では、吹奏楽の世界で有名な曲をメドレー形式でお送りしました。お客様から温かな手拍子をいただき、部員一同、一年間の活動の締めくくりを大いに楽しむことができました。開催にご理解、ご尽力くださった皆様に、感謝いたします。以下に、演奏会終盤での部長からのあいさつを掲載します。

 

 渋川女子高校吹奏楽部第13回定期演奏会にお越しいただき、誠にありがとうございました。

 さて、定期演奏会までの過程を振り返ると、そこにはいつも吹奏楽が大好きな多くの仲間の姿がありました。特に本年度は、コロナウイルスの扱いが5類に引き下げられたことによって、部員みんなで多くの本番の機会を経験し、活動の幅の広がりを感じる一年とすることができました。私たち現在の1・2年生は、中学校時代に演奏活動の機会にあまり恵まれてはきませんでした。その分、今年度、渋川地区の安全大会でのアトラクション演奏や、渋川駅やおまつりでの演奏など、活動成果を発表する場面を多くいただけたことは本当に嬉しく、そうした機会を通じて得られる幸福感もとても大きなものでした。本日の定期演奏会も、客席に降りてお客さまと間近で触れ合ったり、反応を直接感じ取ったりすることができて、いままで感じたことのないような喜びを噛み締めた2時間でした。吹奏楽に取り組む高校生が減っていると聞く中で、50人を超える数の仲間が集まって演奏することができる幸せを、今日は、私だけでなく全ての部員が感じることができたと感じます。

 そして、そのような思いを抱くことができたのも、日頃から私たちの活動を支えてくださる大沢先生や飯嶋先生をはじめとする先生方、直接の関わりもない私たち後輩のことも世代を超えて支えてくださるOGの先輩方、私たちの演奏会に足を運んでくれ、応援してくれるお客様や家族のおかげだと強く感じています。この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。 

 本日は、私たち渋女吹奏楽部だからこそ奏でられる音楽や、工夫を凝らした演出を、そうした方々への感謝を込めて一生懸命披露しました。今後も、聞いてくださる方々の心に届く演奏をするとともに、私たち自身の人間性を磨くことができるように精進いたしますので、渋川女子高校吹奏楽部への応援をよろしくお願いいたします。本当にありがとうございました!

 

吹奏楽部 部長 山越 咲

【1・2年生】高崎経済大学出前授業を実施しました。

 本校では、「総合的な探究の時間」を通じて、生徒が主体的・協働的に研究活動を進めています。社会情勢が急激に変化していく現代社会に対応するために、「自分で課題を設定し、その解決のために情報を収集・整理して、社会や他者に向けて表現していく力」を身につけることを目指しています。

 7/12(火)には、高崎経済大学地域政策学部地域づくり学科の森田稔先生をお招きし、「社会問題を解決するためには?」というテーマで、1・2年生を対象とする出前授業をしていただきました。どのように研究を進めればよいか、社会の課題を解決するにはどのようにすればよいかなどの点について、活動のヒントを数多くいただくことができました。

 今後、1年生では「地域探究」として、県内の市町村などの地域社会を舞台に、グループで課題を設定し、地域の活性化に向けた具体的な考察・提案を行っていきます。2年生は、自信の興味・関心のある学問分野をもとに、生徒一人ひとりが研究テーマを設定し、解決に向けた活動に取り組みます。出前授業の内容を参考としながら、充実した研究活動を進めていきます。

前期生徒総会を実施しました。

 5月10日(水)に、令和5年度前期生徒総会が行われました。昨年度の行事報告や決算報告を行った後に、今年度の行事予定案や予算案を示しました。

 メインの議題は予算案で、この総会で各部活動の活動費が決定します。議長団によるスムーズな進行で話し合いが進み、全校生徒が今後の渋女を考える良い機会となりました。

弓道部 東日本高校弓道大会に出場

 3月22日~24日に神奈川県横須賀市の横須賀市総合体育館で男女各44校が参加して開催された東日本高校弓道大会に、渋女弓道部は群馬県代表として参加しました。
 22日は公式練習で、全国大会と東・西日本大会でしか体験することができない体育館内の特設弓道場を初めて体験し、気持ちが高まりました。
23日は、5人立(5人の選手が順に4本、計20本の矢を射て的中数を競う競技)が行われました。予選は8中と振るわず、予選敗退に終わってしまいました。
 24日は、3人立(3人の選手が順に4本、計12本の矢を射て的中数を競う競技)が行われました。予選は6中で予選を通過し、決勝トーナメントに進出しました。しかし決勝トーナメント1回戦で、地元の厚木高校と6対6と同中となり、同中競射(3人の選手が1本づつ射て、その的中数を競う)により0対1で敗退し、ベスト8入りを逃してしまいました。
 上位進出はかないませんでしたが、大きな上位大会を経験し、全国のトップ校の射をその場で見ることができました。この経験を、次の県高校総体・インターハイ予選に生かしていきたいと思います。